もし宝くじが当たったら もし宝くじが当たったらどうしますか?

野口英世は福沢諭吉の夢を見る

私は今日も震える手で財布から一枚のお札を取り出します。

 

「どうぞ」

 

手渡された数枚の紙を持つ手は震えていて、そこはかとない期待とあきらめが混じっていて……っ!

 

そう、これは宝くじ。

夢へのチケットのお話なのです。

 

もし一等が当たったらどうしよう?

わくわくしちゃいますよね。

CMや駅の広告では○億円!なんて大きく記載されているし、販売所のいたる場所で「1等がここから当たりました!」なんて夢のある文句が溢れてる。

 

もし私が当たったなら、まず家を買おうかな。

フレンチパグが遊びまわれるくらいの広さがいいかも。

 

彼女が欲しがっていたグッチの眼鏡はいくつ買えるんだろう?

店にある分だけ買ってきて「こんなに買ってどうするの」なんて笑いあうのも素敵だな。

 

大好きな本を収納するガラスケース付きの本棚を買ったっていいな。

 

そして……なにより……ご飯だよね!

 

日本中のいたるところに旅行して、食道楽なんて最高だね。

北海道、石川県、富山県、そして福島に鹿児島……!

 

美味しいものは人生をかけたって食べ尽くせないだろうけど、普通に生きていて食べるよりも、宝くじはもっともっと多くの味覚を舌に届けてくれるだろう!

 

……なんて、妄想しちゃいますよね。

 

いいんです。なんたって宝くじは夢を買うんだから。

楽しい気持はプライスレスでしょ?

 

そんなことを考えながら、今日も私は宝くじを買うのです。

野口英世が大勢の福沢諭吉に化ける事を夢見ながら……!

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